TOEICとTOEIC SWの違い
TOEIC SWとは、英語の話す力と書く力を測るTOEICの新しい試験です。
ちなみに、「S」はSpeaking、「W」はWritingを表しています。
通常のTOEICでは、リスニング(聴く力)とリーディング(読む力)が試験の対象となっています。
しかし、英語力という意味では、これだけでは不十分なので、話せて書けるかの能力を測る試験として作られたテストです。
ざっくりいうと、通常のTOEICが受身の英語力を測るのに対し、SWでは能動的な英語力(英語での発信力)を測る試験と言えます。
実際に話したり、書いたりして試験を行う
通常のTOEICは全問マークシート形式で試験が行われますが、SWは違います。
SWのテストはパソコンの画面を見ながら、マイクロホンに録音したり、キーボードで英文を作成したりして行います。まさに実践的な英語力が問われます。
はじめて試験を受けるときは戸惑うかもしれませんが、テストを受けてる間にすぐに慣れます。また、ヘッドフォンをしているので、隣の人の声が気になるということもありません。
レベルは中級者向け
英語に限らず、外国語を習うときに難しいのは読んだり聞いたりすることよりも、話したり書いたりする能力です。
その点から言ってもスピーキングとライティングのSWの試験の方が通常のリスニングとリーディングのTOEICよりも難しいといえます。
あまりTOEICのスコアが低いうちに受けても歯が立たない試験です。
目安としてはTOEICで600点以上取れるようになってから、SWを受けるのが良いと思います。